小正月の団子さし🍡
とある施設の大広間に、素敵な飾りつけを発見しました✨
これがなんだか、皆さんはご存じでしょうか。
花餅、餅花、成り餅・・・と、地域によって実に多様な呼び名があるそうです。面白いですね。会津では「団子さし」と呼ばれる小正月のお飾りです。
お店や公共施設や幼稚園ではいまでも飾られているのをたまに見かけますが、ご家庭で行う方は今はだいぶ少ないのではないでしょうか。皆さんのおうちにはありますか?
広がってしな垂れる枝々に色とりどりのお餅と飾りが揺れる様子は、何とも綺麗で気持ちが華やぎますね。
昔は農家で売り物にならないくだけ米を使用してつくられた飾りとお餅だったそうで、そんなお米でも残さず使いきり、最後に焼いて食べたそうです。
小正月も地域によって日数も変わって、様々なようです。
15日前後では「歳の神」が行われますね。お札やお守り、正月飾り等様々なものを燃やします。するめやお餅を焼いて食べたり、書初めを燃やしたりして風邪をひかない、字が上達するなど願掛けの意味もあるようですね。
こちらもまたまた呼び方が多様にございます。重要無形民俗文化財に登録されているものもあるようですよ。皆さんの地域では、何と呼ばれるか、調べてみるのも面白いかもしれません。
会津では昨日14日に、東山で歳の神が行われました。雪の中で赤々と燃え盛る炎を見上げると、お正月もいよいよ終わりだなあという気分になります。
各地区ごとに催されていてとても楽しかったものですが、昨今は場所が限られてしまいまして開催も一苦労です。
環境被害が懸念されたり、消防法に抵触したり問題は山積みですが、形が変わっても遺していきたいものですね。
他にも鏡開きなど松の内は行事が目白押しですが、それら全てにここでは語りつくせないたくさんの深い意味がある大切な伝統です。
意味や謂れを知るだけでも、たくさんの願いに気づけてためになると思います。是非、調べてみてくださいね🔍