❄雪のたより❄ 小話:⛄🚚=3

溶けたり積もったり、気温とお天気と時間帯によってもころころと変わるのが雪景色の面白いところです。雪をこう注意深く観察するのは初めてではないかと思われるので、こんなに一日の間で様子が変わっているのには、はじめて気づきました。

紅葉も注目しなければ染まりだしたかと思えばあっという間に葉が落ちてしまうものですが、雪は更にタイミングが難しいです。冷えきった早朝と寒さが和らぐお昼では、若干の溶け加減で見た感じが結構変わってしまうものです。写真を撮るならその点を踏まえて、最高のタイミングで撮影するのが良いかと思われます。

さて、前置きが思ったより長くなってしまいました。
カメラのベストタイミングの話をするわけではなく、今日は雪がある程度積もると必ずやってくるものの話です。

こちらは除雪作業の真っ最中の除雪作業用ブルドーザーです。「除雪」の文字が車体に入るくらいですから、土を掻きとるブルドーザーとは作りも多少違う筈です。温暖地域ではまず見かけないので、珍らしいかなーと思って、掲載した次第です。しかも二両同時に見かけるのはなかなか無いので、結構レアだと思います(笑)

雪かきはこの季節はこの地域のどこでも誰でも致しますがやはり手作業では限界があり、車道を手作業で行うのは非常に危険です。車が通るので通れなくなることはありませんが、押し固められた雪が夜の気温で凍結してしまうとそれもまた危険です。
その負担を代わって担ってくれるのが除雪作業車です。一度に掻ける量が段違いなので瞬く間に終わらせてくれます。市内外をこうして縦横無尽に駆け巡りあちこちの雪を片す光景はこの時期の日常で、無くてはならない存在です✨通常は掻いた雪を運ぶトラックと一緒であることが多いのですが、狭い住宅街の道などでは単機でよく見かけます。
また、往来の多い道路ではたまに一般車に待って頂き、他車両に注意しつつの作業なので、高いドライブテクニックが必要です。普段あまりじっくり見ることが無いので、飽きの来ない作業風景でした。

最近は除雪技術もいろいろ進化していますが、こういった除雪の機器も勿論必要です。今年はここ数年音沙汰がなかった分、雪が猛威を振るう予想です😱なので、除雪車大活躍の年になりそうです。
様々な方法で雪国の民は豪雪との共存を果たしています。