🍁紅葉のたより🍁 番外:土津神社

紅葉の季節はあっという間なもので、もう会津は秋というより冬の気温です。空気はずいぶん冷たいですが、紅葉はいまだ盛りのようで。

紅葉目当てに会津は市内も周辺も大賑わいです!運よく日取りのあった教育旅行の学生さんたちも、美しい紅葉を楽しんでくれているようでこちらとしましても嬉しい限りです(*´▽`*)

さて、前置きを終えまして、今回は「紅葉のたより」でも番外編!太陽の下の紅葉も美しいですが、紅葉が映えるのは日中だけではありません。日の沈んだ宵の闇の中ライトアップされた赤や黄色の紅葉はどこか妖しい魅力を秘めています・・・|ョ´∀`)
紅葉のライトアップは市内でも行われているのですが、今回は番外ということで少し足を延ばしてみました。

向かった先は猪苗代の「土津神社」。日中は目に鮮やかな赤や、穏やかな黄色の紅葉が圧巻の美しさですが、闇の中浮かび上がる雨粒に濡れる紅葉は思わず息を吞むほどの美しさです・・・。
日中の紅葉は是非、皆さんでご確認いただきたいです。

ところで、そんな美しい景観を昼も夜も楽しめるこの「土津神社」。皆さん、何と読むかご存じですか?
土津の意味は「万物の理を究められた会津藩主」という意味をもちます。土津神社建立の原点であり主祭神でもあられる保科正之公が、万物の理(=五行思想の一つ「土」)を究められた会津藩主(=「津」)であったからこの名になりました。また保科正之公は、文武両道や努力、立身出世の神様なので、学生の皆さんにはピッタリです。
そんな正之公のお墓もこの神社の奥にございます。保科正之公の功績も、神社の名前の読みとともに是非調べてみてくださいね💡

ライトアップも紅葉ももうずぐ盛りを過ぎてしまうのは残念ですが、冬には雪の花、春には桜の花が美しく咲き乱れ、春夏秋冬楽しめる優美な景観を誇っています。
歴史学習の価値もご神徳も、教育旅行にはとても相応しい「土津神社」。ぜひお越しください。