入口から小さな蝋燭と絵ろうそくの立てられた竹灯籠の道を進んでいくと、緩やかな円の一角に何やら光の集合体が。
だんだん近づいていくと、それが絵ろうそくが建てられているのと同じ、竹灯籠であることが分かります。
さらに近づくと、何かを描くように並んでいることがうかがえます。もう少し上からとることが出来ればわかりやすかったのですが、何の形に見えますか？

真っ白に降り積もった雪に竹の灯篭をさし、ろうそくではない明かりが灯されています。中心の小さくひと際輝くものを囲むようにさらに大きくもう一つ、二重にハートが描かれています💗
一つ一つの光が集まって大きな輪となり、一つの形を作る。ハート型のオブジェは毎年いろいろな形で展示されますが、今年はこのような二重のハートでありました。
周りの景色を覆う雪の白さと背景の池の水面に寒さと冷たさを感じる中で、ほっこりと丸みのあるシルエットに心温まる思いがします。
私たち来場者の心にもささやかな灯をもたらしてくれたような気がします。