会津に残る「隠れキリシタン」の歴史
会津はかつて、京都や奈良に次ぐ「仏都」であったといわれていますが、その一方で戦国武将・蒲生氏郷によってキリスト教がもたらされ、
会津全域へ広まったといわれています。
住宅街の中でひっそりとたたずんでいるのは「天子(てんし)神社」です。
その昔、キリシタンは神様のことを「天主」と呼んでおり、その「てんしゅ」が訛って「てんし」になったと考えられています。蒲生氏郷公の時代にはこの場所に天主堂があったとされています。この辺りはキリシタンが多く住んでいて、当時は切支丹町と呼ばれていました。
♰施設情報⛩
福島県会津若松市町北町大字上荒久田字石尻94-1(会津若松駅より徒歩約20分)